2005年04月27日

Full House

cd_montgomery.gif

ビッグバンドのアルバムをレビューしようと思ったんですが、結局ウェスに行き着きました。
最近ギターとテナーサックスがフロントの曲が好きになってきました。
いつかテナーとツインフロントでライブしたいな〜と思いつつ聴いています。
ギターとテナーサックスといえば「Kenny Burrell & John Coltrane」なんかも好きですね。
ギタの音色とテナーサックスの音色って合うんですかね?なんだかキモチイイです!

そんなこんなでギターとテナーサックスのアルバムで、超ド級名盤であるこのアルバムを紹介します。イェイ!

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Full House
Wes Montgomery

1.Full House
2.I've Grown Accustomed to Her Face
3.Blue 'N' Boogie
4.Cariba
5.Come Rain or Come Shine [Take 2]
6.S.O.S. [Take 3]
7.Come Rain or Come Shine [Take 1]
8.S.O.S. [Take 2]
9.Born to Be Blue
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ウェス・モンゴメリー(G)、ジョニー・グリフィン(Ts)、ウィントン・ケリー(P)、ポール・チェンバース(B)、ジミー・コブ(D)が1962年に録音したアルバムです。
当時マイルス・デイヴィスと組んでたリズム隊と、豪快なジョニー・グリフィンとウェスのフロントです。

タイトル曲「Full House」は有名なジャズワルツです。かなりかっこいいです。
フルハウスとはポーカーの役のことで、かなり強い役です。
このコンボが演奏していたライブハウスはいつも満員御礼だったのと、フロント陣とリズム隊の数がポーカーのフルハウスと一緒ということで「Full House」という名前になったそうです。
4曲目の「Cariba」は軽快なラテン調のブルースですが、ウェスの独特の解釈によりさほどブルースっぽく聴こえません。ジミー・コブの4バースも利き所ですね。
6曲目と8曲目の「S.O.S.」は超アップテンポのナンバーで度肝を抜かれます。
テーマもキメだらけでかっこいいし、アドリブも冴え渡っているし、何より違うテイクが二つとも入っているのがオイシイです。
その他の曲も名曲そろいです。

このアルバムを演奏したとき、ジョニー・グリフィンは「音楽にのること意外何も考えず、狂ったように演奏した」といってます。
しかし彼の豪快な演奏の奥にはキラリと光る知性を感じるのは気のせいでしょうか?

超スターメンバー達の最高の演奏を、皆さんも味わってみてはいかがでしょうか?
posted by 代表取り乱し役 at 03:26| ☔| Comment(0) | TrackBack(3) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

ミスター・リズム

f01.jpg

フレディー・グリーンスタイルを学べるらしい教則本を衝動買いしました。
といっても前から探していた本なので、書店で見つけたときはラッキーでした。

フレディー・グリーンは私がジャズを始めて一番初めに知ったギタリストです。
カウント・ベイシー楽団の歴史の中でも、ビッグバンド史上最高と謳われたオールアメリカンリズムセクションの中核を担った人物です。
ソロをとらず、ただ黙々と四分音符を刻んでいくスタイルだけでここまで有名になりました。
マイクやアンプを通さず、ギターから出る生音だけにこだわった彼の音は、バンドがフォルティッシモで演奏しても、どんな大きなホールで演奏しても聞こえたそうです。

カウント・ベイシーの死後、彼は名実ともにバンドの顔でした。
ベイシー楽団のトロンボーン奏者アル・グレイは、「フレディー・グリーンがいなかったらカウント・ベイシーは存在しなかった」と言ってました。
各プレーヤーがフレディーの音が聞こえる音量で演奏すると、ちょうどいい音量で演奏できるそうです。

死ぬまで四分音符の刻みを貫いた彼も、1955年には最初で最後のリーダーアルバムである「ミスター・リズム」を録音しました。
といってもソロをとらず、黙々と刻んでるんですけどね。

「ギターは、聴こえるよりむしろ、感じられるべきである」
そんないぶし銀な職人になりたいですね。
posted by 代表取り乱し役 at 01:07| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月12日

The Incredible Jazz Guitar Of Wes Montgomery

incredible.jpg

たまには好きなCDの紹介をしようと思います。
一発目はこれです。
数々の雑誌やサイトで説明されるだけされつくしている歴史的超名盤なので、今更説明不要ですね。
今年ギターの後輩が入ってきたらまずはこれを貸そうと思います。

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The Incredible Jazz Guitar
Wes Montgomery

1.Airegin
2.D-Natural Blues
3.Polka Dots And Moonbeams
4.Four On Six
5.West Coast Blues
6.In Your Own Sweet Way
7.Mr. Walker (Renie)
8.Gone With The Wind
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ウェス・モンゴメリー(G)、トミー・フラナガン(P)、パーシー・ヒース(B)、アルバート・ヒース(D)のカルテットによる演奏です。
特に一曲目の「Airegin」は半端なくかっこいいです。
ナイジェリア(Nigeria)を逆から読んだこの曲は、ジャズ界の巨人ソニー・ロリンズ(Ts)作曲で複雑なコード進行が特徴ですが、ウェスは難しさを感じさせないほどソロを歌いあげてます。
ウェスの事が話題になると、どうしてもオクターブ奏法に話がいきますが、彼の魅力はその歌心にあると思います。
「Polka Dots And Moonbeams」や「In Your Own Sweet Way」などのソロを聞くと、彼の歌心が堪能できます。
タイトルの「The Incredible Jazz Guitar」は直訳すると「信じられないジャズギター」となります。

タイトルどおりの超優良名盤、一家に一枚どうですか?
posted by 代表取り乱し役 at 00:19| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月08日

全ての人間は二種類に分けられる…

スウィング

映画「スウィングガールズ」を見ました。これで見るのは二回目です。

この映画、監督は「ウォーターボーイズ」でおなじみの矢口史靖。
「ウォーターボーイズ」で青春コメディを描いた監督の作品です。

あらすじはというと、
舞台は山形県のとある高校。主人公とその仲間は、夏休みの補習を受けていました。
ある日野球部の地区予選を応援するために学校を出発した吹奏楽部がお弁当を忘れたので、補習をサボってお弁当を届けにいくことになりました。
しかし炎天下の中を運ばれたお弁当は腐ってしまい、吹奏楽部42人とその先生は食中毒で病院送りに。
野球部はその試合で勝ち進み、次の試合の演奏はどうなるかわからずじまい。
主人公達が途中でお弁当を勝手に食べたおかげで弁当が食べれず、食中毒を免れた平岡君は、次の試合のために何とかバンドを立ち上げようと主人公達を誘うが、吹奏楽が出来る人数にはいたりません。
そこで、今いるメンバーでも出来るビッグバンドをやることにしたのですが…。

主人公達は、補習をサボるという不純な動機からビッグバンドを始めたのですが、練習していくうちにだんだんとのめり込んでいきます。
だんだんと音楽が好きになっていくんでしょうね。
彼女達が信号機のメロディーでジャズのスウィング感を身に付けるシーンでは、とても感激しました。
自分達が上達するために、いろんなことに気づくことが出来るという事は、とても難しい事だと思います。実際、彼女達はどんどん上達していきます。

映画の演奏は差し替えなしだそうです。
さすがに何度も演奏してよいテイクを選んだのだと思いますが、それにしても練習時間四ヶ月でこれほどまでの演奏に仕上げるとは感服いたしました。
初心者も数多くいたそうですが、とても上手な演奏でした。

映画はサクサクと速く展開していくのですが、もっとじっくり見たかったです。
自分達も同じプラットホームに立っているので、負けないようにがんばろうと思いました。
posted by 代表取り乱し役 at 02:15| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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